イギリスのパンケーキは日本や北米と同じく材料に卵・小麦粉・牛乳を使うが、牛乳が多いために生地がより水っぽい。また、膨張剤を入れないので、フライパンなどで焼いても膨らまず、フランスのクレープに近い、薄いホットケーキになる。色は薄い茶色で、泡の跡が焦げ茶色に残る。砂糖をまぶしたりシロップをかけてデザートとして供するほか、他の食物を巻いて食事として食べることもある。同じ生地でヨークシャー・プディングが作られる。
ドイツのプファンクーヘン(ドイツ語: Pfannkuchen)は、イギリスのものと同様である。ジャム入りドーナツをプファンクーヘンと呼ぶ地域では、アイアークーヘン(Eierkuchen:卵ケーキ)と呼ばれる。このほか、クレープに似たパラチンケ(Palatschinke)やプリンゼン(Plinsen)もある。
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